こんにちは。デザインで保育をもっとよくするハルデザインです。
私は保育園や認定こども園、幼稚園などの保育施設のパンフレットやホームページを作成する仕事をしています。
最近、保育園のホームページのメンテナンスを行いました。
保育施設の先生方の中にはWordPressサイトを業者さんに依頼して作成された方や
ご自身でWordPressのサイトを立ち上げた方もいらっしゃると思います。
ご自身でWordPressのサイトを立ち上げた方もいらっしゃると思います。
WordPressを使ったホームページを運用されている方には参考になると思いますので、
メンテナンスの内容を公開します。
目次
保育園のホームページメンテナンスの目的
今回のホームページメンテナンスの目的は3つあります。
定期的にバックアップをとり、安心してサイト運用ができるようにします。
保育園のホームページのバックアップは取っていますか?
ホームページのバックアップをとっていないと、テーマを更新した時や新しいプラグインを入れたとき、万が一ページが真っ白になってしまった時に取り返しがつかないことになってしまいますよね。バックアップをとりましょう。
不正アクセス対策を行い、不審なアクセスからサイトを守ります。
WordPressは更新がしやすくとっても便利なので、全世界的にたくさんの利用者がいます。
日々開発されていて便利な機能が追加されたり、とっても使いやすいですね。
それだけあって不正アクセスにも狙われやすいです。
何も対策をしていないと、WordPressのログイン画面にアクセスできてしまいますし、ログインIDも簡単にわかってしまいます。
後はパスワードを破れば、ダッシュボードに入れてしまいます。
ページの表示速度を改善して利用者の利便性を向上します。
注意
WordPressの更新をしたり新しいプラグインを入れたりするとページレイアウトが崩れるなどの問題が起きる可能性があります。
最初にバックアップを行い、安全を確保してから作業を行いましょう。
何かあった時のために、多くの人が見る可能性がある日を避けてメンテナンスを実施すると良いでしょう。。
保育園のホームページメンテナンスの内容
バックアップの作成
レンタルサーバーのバックアップ機能を使って、バックアップをサーバー上に作成します。
さくらレンタルサーバーの場合はバックアップ&ステージングという機能があります。
エックスサーバーの自動バックアップ機能は復元するのがとても簡単でおすすめです。
さくらレンタルサーバーのステージング機能も便利でした。テスト環境が簡単に作れるのは魅力です。
Dropboxの無料アカウントを作成します。
バックアップファイルを保存するためにDropboxの無料アカウント(上限2GB)を作りました。
サイトの容量が2GB以上あるとバックアップが取れないので有料アカウントを検討するか、他の保存先を確保しましょう。
ホームページをアップロードしている同じサーバー内にバックアップを取ることもできますが、サーバーに何かあった時にはどうしようもなくなってしまうので、サーバー以外をバックアップ先にするといいですよ。
WordPressのプラグイン「BackWPup」を使用して定期的にbackupを作成します。
定期的にbackupが作成されるように設定しました。
頻度は「月に1回」「週に1回」「毎日」など、選ぶことができます。
更新頻度やバックアップ作成にかかる時間や容量などを考慮して設定しましょう。
最大で15回分のバックアップが保存され、上限に達したら古い方から削除されるようにしました。
保存するバックアップの数も設定できます。
不正アクセス対策
ユーザー名が外部から分からないように設定します
WordPressのプラグイン「Edit Author Slug」を使用して、
WordPressのプラグイン「SITEGUARD」を使用して、セキュリティ対策を行います。
①ログインアドレスを変更します。
ログインアドレスは、ランダムなアドレスに変更し、ログインページへの不正アクセスを防ぎます。
ログインアドレス変更後はブラウザに登録したブックマークの変更も忘れずにしましょう。
パスワードをランダムなものに変更します
わかりやすいものの使用は避けてランダムなものにします。
②ログイン画面に画像認証をつけます。
ログイン画面にひらがな4文字の画像が表示されます。
ログインする度にいちいち画像認証をするのは面倒ではありますが、不正アクセス対策になります。
③24時間ログインしていないユーザーはログアウトするように設定します。
不便になりますが、不正アクセスからサイトを守るためです。
ページ高速化
・画像圧縮プラグイン「EWWW Image Optimizer」を使用して画像サイズを圧縮ます。
表示速度の改善を図ります。
一括で圧縮したらたくさん画像が表示されなくなって焦ったので、サイトを作成した時から入れておけばよかったなと思いました。
・キャッシュプラグイン「WP Fastest Cache」を使用してキャッシュの利用
保護者の方や職員などよくホームページに訪れる方がいると思います。
キャッシュを利用することでページの表示速度の改善を図ります。
SEO対策
プラグインを使用してsite mapをGoogleに送るように設定します。
いろいろなプラグインがあるようです。xmlsitemapsやall in one seoがあります。
同じ機能のプラグインの競合には注意が必要です。
WordPressの更新
必要に応じて更新を行います。
プラグインの更新
外観に影響がないか確認し、必要に応じて更新を行います。
サーバー使用状況の確認
アクセス解析
・Googleアナリティクスを確認しサイトのアクセス状況を確認します。
・Googleサーチコンソールを確認しGoogle検索エンジンでの検索結果を確認します。
まとめ
あなたのWordPressサイトはいくつ対策ができていましたか?
今回は技術的な内容の記事になってしまいました。
「サイトは他の方に作ってもらったので、どうしたらいいのか分からない…」という場合は、制作された方にご相談ください。
ここまで対策をすればひとまず、安心してWordPressのサイト運用ができますね。
ここに書いた内容は保育施設おホームページに限らず、WordPressを使っている人は全員行いたい対策です。
また、保育施設のホームページ運用特有の対策もまたの機会に触れたいと思います。
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