デザインで保育をもっとよくする

200%超達成1ヶ月で300人の仲間ができた保育指針クリアファイルクラウドファンディングの舞台裏!?(デザイナー編)

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こんにちは。

デザインで保育をよくするハルデザインブログです。

1月末に保育指針クリアファイルのクラウドファンデイングが終了し

1ヶ月の期間に
300人の方にご参加いただき
1,596,000円
が集まりました。
ありがとうございます!!
みなさんの力です。

みなさんにご参加いただいたクラウドファンディングで
私はクリアファイルのデザインを担当させていただきました。
なんと!合計2000部のクリアファイルがみなさんのお手元に届きます。
こんなにもたくさんの方に私の関わったデザインが届けられるなんて、嬉しくて目眩が・・・。
私がデザイナーとして
このクラウドファンディングにてどんな関わりをしたのか?
クリアファイルのデザイン制作の過程をお話しますね✨

クラウドファンディングの始まりはある日

2019年9月

日本保育士研修センターという保育士さん向けの研修機関のサイトデザインを修正するお仕事をしています。
元々、私がTwitterで保育指針BOTというTwitterBOTをしていたところ、代表のきよみさんと意気投合して、お仕事をするようになりました。
NPO法人こども発達実践協議会の代表理事をしている河合 清美先生(きよみさん)と日本保育士研修センターの合地さんと研修センターのサイトデザインの打ち合わせをしていると、
別件で、保育指針の文言が載っているクリアファイルを作るクラウドファンディングをするから、
クリアファイルのデザインで参加して〜。
とお声かけいただきました。
前々から企画を温めていたものらしいです。

クラウドファンディング開始時

12月初旬
クラウドファンディングの専門家の方がいらしたので、
私はクラウドファンディングのサイトデザインには関わっていませんでした。
けど、サイトのメインイメージは印象を左右するので大切ですよね。
ということで作りました🎄

アイキャッチデザインのポイント

左側の黒い文字で「何のため?」のプロジェクトかを示しました。
試しにかわいい赤ちゃんの写真に大きく「保育の質の低下」と載せたら、目を背けたくなる雰囲気に・・・😅💦
悲壮感が漂うのは良くないので、 ギリギリ読める文字で保育を取り巻く課題を書きました。
子どもにとっていいプロジェクトなら共感を得られると考えました!
サイト設置イメージはこちらです↓
その頃Twitterでは

クリアファイルに掲載するためにいただいた原稿

今回の企画はありがたいことに、編集の方も参加してくださっていました。

保育所保育指針は厚生労働省の告示文書で日本の保育のバイブルなのですが、61ページもあります。

その分厚い保育所保育指針から日々の保育に役立つ内容を抜粋、編集の聖子先生ときよみさんとでまとめてくださいました。

いただいた原稿↓

保育指針を保育現場で活用する方法も書いてあります。
現場で指針を役立てることを考えて編集されていて秀逸ですね。

クリアファイルデザイン1回目の確認

いただいた原稿を元にしてクリアファイルのデザインを作っていきます。

最初に私が原稿の内容を理解しているのかどうか、デザインの方向性はいいかどうか確認のために途中段階で確認をしてもらいました。

1回目に確認していただいたデザインはこんな感じです↓

私は実際に指針使って保育実践をすることはないので、
保育士目線で保育実践に活かそうと思うと、
ここが使い所なのか!と気付きのある仕事です。
定期テスト前に得意な人のノートを借りて写させてもらっている時のような感覚!
載せたい情報はたくさんあるのですが、
クリアファイルは文房具なので、文房具として成立していることは大切と考えました。
表紙の文字量を減らす作業をしてゆきます。

クリアファイルのデザイン2回目

続いて2回目の確認です。

1回目の確認時に聞き取った情報を反映して、完成度を高めていきます。

2回目に確認していただいたデザインは↓

大体完成の確認→微調整をしていきます。
表紙の文字量を減らす作業は継続していきます。
小さくて多い文字を読みやすいようにする作業をしました。
Web公開用に「検討中」の透かしを入れています。

2020年1月20日の東京新聞に記事が載りました

デザインのチェックを第三の人物にしてもらうべし!

私のデザイナーの師匠である
おやびん(いちげ氏)にデザインデザインをチェックしてもらいました!
いちげ氏はクリエイターズオンラインコミニティいちげ温泉のオーナーで、デザイナーさんです。
私はいちげ温泉に入っているので、デザインのチェックをしてもらいました。
私の作業した表紙の変遷はこんな感じ↓

クラウドファンディングの目標金額は10日で達成!

なんと!クラウドファンディングは10日間でアッという間に目標金額73万円を達成してしまいました。
多くの方々から支持をいただいたので、
せっかく皆さんの力で作るクリアファイルなので
保育士を目指す学生さんにもクリアファイルを届けたいね。
養成校などにもお知らせに伺いたいね。
ということで、
もっとたくさんの人にクリアファイルを届けるためにセカンドゴール設定しました。
最初の目標を達成したので、まだ挑戦中を示すために
「挑戦中」強調したアイキャッチに変更!

皆さんがクリアファイルの文字校正をしてくださいました!!!

きよみさんとクラウドファンディングの参加者の方々などが集まって、
クリアファイルの記載内容を読み合わせをして文字校正をして下さいました。
感謝!!!!

クリアファイルのデザイン完成

2020年1月
クラウドファンディングの返礼品の発送に待ち合うように1月初旬入稿です。
最後まで修正修正のやりとりが続きましたが、1月14日入稿できました。
完成データはこんな感じです↓
 

★クラウドファンディングは最終的にぴったり300人でセカンドゴール達成!

1月31日の最終日の残り数分というところで、300人達成しました。

↑活動報告にクラウドファンディング中の様子が掲載されています。
臨場感を感じてくださいませ。

そして完成!

感想

このプロジェクトはSNSの力を感じました!
保育の課題を感じて、何かしなくちゃいけないっ!と考えている仲間がたくさんいるのだと思います。
すごいプロジェクトに参加できて嬉しいです!
これからも課題解決に繋がる良いもの作りを目指します。
目次

クラファンに至るまでの経緯

私のTwitterアカウントスタほ(@starlighthoiku )の方が馴染み深いかもしれないですね。
私はフリーランスのデザイナーをしていて、主に保育園から依頼を受けてホームページやパンフレットを作っています。
保育園に200園ほど訪問して保育って大切で興味深いな〜と思い大好きになりました。
何か保育園にとって役立つことをしましょうよ。
ということでTwitterで保育所保育指針の言葉をつぶやく保育所保育指針BOT(@hoikushishinBOT)というものを作り、運営していました。
保育園の園長先生とお話をしていると保育所保育指針はとても奥深く重要なものだけれども、保育士さんにもっと勉強して欲しい・・・という声があったので。
社会貢献活動です。
上のスタほというのは保育指針BOTの宣伝用アカウントです。
このようについはいライフを満喫していたところ、
Twitterで仲良くしてくれる保育系インフルエンサーのゆきちゃんからきよみ先生をTwitter経由で紹介していただきました。
きよみ先生は日本保育士研修センターという保育士さん向けに保育実践に役立つ研修をしている機関の運営団体NPO法人子ども発達協議会の代表理事をされている方で、現役の保育園の園長先生でもあります。
私は日本保育士研修センターサイトのデザイン修正、対応事例のイラストなどで参加しています。
ご縁に感謝。

保育所保育指針PDCA活用ファイルの購入方法

クリアファイルが欲しいよ!という方へ

NPO法人子ども発達協議会のホームページから購入できます!

https://hoikushi-kenshu.jp/clear-file/

ぜひチェックしてみてくださいね〜。

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この記事を書いた人

ハルデザイン代表。東京都稲城市在住。「デザインで保育をもっとよくする」をコンセプトに保育園、幼稚園、認定こども園など保育施設のパンフレットやホームページを作成する事業「ハルデザイン」代表。全国の保育施設、約200箇所に訪問。一児の母。

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