保育園のパンフレット・ホームページ制作

保育園の採用パンフレットに掲載する職員インタビューの質問例|新人・ベテラン・園長別

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保育園は女性が多く働く職場です。産休や育休の取得、ライフスタイルの変化などにより、職員の入れ替わりが一定数生じることは避けられません。

安定して保育園を運営していくために、保育士採用は継続的に取り組む必要のある重要なテーマです。

私自身、保育園のデザイン制作に携わる中で、園の方針や働く環境を伝えるための採用パンフレットについて、ご相談いただくことがあります。

採用パンフレットの代表的なコンテンツといえば、職員インタビューですよね。
実際に働いている先生の言葉を通して、園の雰囲気や仕事のやりがい、入職後の姿を具体的に伝えることができます。

自園でも職員インタビューを掲載してみたい

と考えている先生方もいらっしゃると思います。

しかし、いざ作ろうとすると、

どの職員に、どんな質問をすればいいの?

アンケートではなく、わざわざインタビューをする意味はあるの?

と迷うこともあるのではないでしょうか。

本記事では、保育施設専門のデザイナーである私が、保育士の仕事や園で働く魅力が伝わるインタビューのポイントと、採用パンフレットに使える質問例をご紹介します。

自己紹介

こんにちは。ハルデザインの鶴田です。
「デザインで保育をもっとよくする」ことを目指し、保育園・幼稚園・こども園などの保育施設専門のパンフレットやホームページ制作を手がけています。

これまで全国200ヶ所以上の保育施設を訪問し、園ごとの個性や想いに触れてきました。
その中で「保育園は一つひとつ違う魅力をもっている」と実感し、
その園らしい、先生方のお気に入りのデザインを制作することを大切にしています。

目次

保育園の採用パンフレットのために職員インタビューをする目的

採用パンフレットでは、勤務条件や制度を項目ごとに説明することも大切です。

しかし、「この園で働く自分」を具体的にイメージしてもらうためには、実際に働く先生の言葉が欠かせません。職員にインタビューし、自身の経験を語ってもらうことで、園の日常や魅力をリアルに感じられる内容になります。

職員に書いてもらうのではダメなの?

という声も聞こえてきそうです。

もちろん、アンケートに記入してもらう方法もあります。しかし、実際に話を聞いてみると、あらかじめ用意した質問に答えてもらうだけでは出てこなかったエピソードや、何気ない一言の中に、その園らしさが表れることがあります。

年齢や立場の近い先生の声は、求職者が入職後の自分をイメージする手がかりになります。

どのように園を選び、仕事で何に戸惑い、先輩にどう支えてもらったのか。その経験を知ることで、「自分もここで働けそう」と感じてもらえます。

インタビューする職員は、伝えたい内容から選ぶ

職員インタビューは、誰に話を聞くかによって、伝えられる内容が大きく変わります。

そのため、「若手・中堅・ベテランを一人ずつ」と形式的に決めるのではなく、採用パンフレットを読んだ人に何を伝えたいのかを考えて、インタビューする職員を選びます。

新人の先生

入職して間もない新人の先生にインタビューする目的は、年齢や立場の近い先生の声を通して、求職者に入職後の姿をイメージしてもらうことです。

どのように園を選んだのか、入職してからどんな毎日を過ごしているのか、困ったときに先輩からどのような支えを受けたのか。身近な先輩の経験を知ることで、「自分もこの園で働けそう」と感じてもらいやすくなります。

中堅の先生

中堅の先生には、園の特徴や保育のこだわりを、日々の仕事の中でどのように実現しているのかを話してもらいます。

園が大切にしている保育に共感する人に興味を持ってもらうことや、園の考え方と求職者との相性を確かめてもらうことが目的です。

また、産休・育休、時短勤務、研修制度などを実際に利用した先生の声を掲載することで、制度の説明だけでは伝わりにくい、働き方の実感や信頼感を補うこともできます。

ベテランの先生

ベテランや主任の先生にインタビューする目的は、新人職員をどのように迎え、育て、支えているのかを伝えることです。

入職後に指導や相談を担当する先生の考え方を知ることで、求職者の不安を和らげ、「ここなら安心して働き始められそう」と、応募への背中を押すことができます。

このように、職員の年代や役職を紹介すること自体が目的なのではありません。

近い将来の姿を見せたいのか、園の保育への共感を深めたいのか、入職後の安心感を伝えたいのか。採用パンフレットで果たしてほしい役割から、インタビューする職員を選びましょう。

園長先生

採用パンフレットには、園長先生からのメッセージも掲載しましょう。
園が大切にしている保育や職員への思い、どのような人と一緒に働きたいのかを、園長先生自身の言葉で伝えます。
これから目指す園の姿にも触れることで、求職者が園の考え方や方向性を知り、「ここで働き続けたい」と思えるきっかけになります。

新人職員へのインタビュー質問例

入職して間もない先生へ

質問

・1日の仕事の流れや、普段どのように子どもたちと関わっているかを教えてください。

・この園を知ったきっかけや、園見学に来ようと思った経緯を教えてください。

・園見学や入職前のやりとりの中で、「この園いいな」と感じたことや、入職の決め手になったことはありますか?

・実際に働いてみて、入職前のイメージどおりだったこと・イメージと違ったことはありますか?

・入職してから、先輩の先生に助けられたことや、支えてもらって嬉しかったことを教えてください。

・保育士になってよかったと感じる瞬間や、これから挑戦してみたいことを教えてください。

主任・ベテラン職員へのインタビュー質問例

後輩指導・職員育成について

・後輩の先生や若手の先生と関わるときに、大切にしていることを教えてください。

・後輩の先生が悩んでいるときや失敗したとき、どのように受け止め、声をかけていますか?

・職員の成長や変化を感じて、嬉しくなるのはどんな瞬間ですか?

・この園らしい職員育成とは、どのようなものだと思いますか?

研修制度について

・園内外の研修について、園としてどのように取り組んでいますか?

・研修後に、職員の変化や成長を感じたことはありますか?

働き方について

・残業・休憩・有給の取りやすさなど、働き方について実際の様子を教えてください。

・計画や準備、書類仕事など、保育以外の業務に取り組む時間はどのように確保されていますか?

・働き方や職場環境で、これまで改善されてきたことはありますか?

・この園だからこそ、安心して長く働けると感じる理由を教えてください。

園長先生へのインタビュー質問例

求める人物像

・どんな方と一緒に働きたいですか?
・園に合うのはどんな価値観を持った方だと思いますか?

園長として大切にしていること

・園運営で最も大切にしている考えは何ですか?
・日々の判断で意識していることはありますか?

 この園で働く魅力

・この園ならではの良さは何だと思いますか?
・職員にとっての魅力はどんなところでしょうか?

10年後の園の未来

・10年後、子どもたちはどんな姿でいてほしいですか?
・職員や地域との関係はどうなっていてほしいですか?

園の特徴に合わせてテーマを決めるインタビュー

職員インタビューをお願いする相手は、年齢や勤続年数だけでなく、園の特徴や魅力を自分の言葉で話してくれそうな先生から選びます。

「働きやすい」「職員同士の雰囲気がいい」と伝えるだけでなく、なぜその環境を整えているのか、その環境を生かしてどのような保育を実現したいのかまで聞いてみましょう。

たとえば、
「有給が取りやすい」のはなぜ?
「職員同士の雰囲気」をよくするために何かしているの?
「行事前の残業」をどう捉えている?
研修で学んだことを、日々の保育にどう生かしているのか?

園のこだわりや、先生自身が力を入れていること、工夫していることを具体的に話してもらいます。

仕事の大変さも含めて伝えることで、園の考え方に共感し、「自分も一緒にやってみたい」と思う人に出会いやすくなります。
職員インタビューは、園をよく見せるだけでなく、一緒に保育をつくる仲間と出会うためのコンテンツです。

インタビュー記事を採用パンフレットにまとめるポイント

インタビュー内容はそのまま文字に起こすのではなく、話の順番や重複を整理して読みやすい文章に整えます。

すべてのインタビュー内容を載せようとせず、採用パンフレットで伝えたいテーマに合う言葉(パワーワード)やエピソードを選びましょう。
「先輩が優しかった」だけでなく、どのような場面で支えてもらったのかまで伝えると、職場の雰囲気を具体的に想像してもらえます。

文章を整えすぎず、その先生らしい言葉を残すことも大切です。
完成した原稿は本人にも確認してもらい、話した意図と違っていないか、掲載したくない内容が含まれていないかを確認してから掲載します。

まとめ

この記事では、保育園の採用パンフレットに掲載する職員インタビューについて解説しました。

先生の言葉には、勤務条件や制度の説明だけでは伝わらない、園の日常や保育への思いが表れます。
ぜひ、あなたの園の先生にも話を聞いてみてください。
先生同士でインタビューし合ってみるのもよいですね。
会話を通して、普段は気づかなかった園の魅力が見つかるかもしれません。

採用パンフレットの制作事例

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